【長沢芦雪―奇想の旅】     
   【長沢芦雪―奇想の旅】
中之島美術館で鑑賞した。
展示の詳細を確認しないで早めに出かけた。
出かけたのは令和5年10月11日。

会期は10月7日〜12月3日:
前期と後期に分かれていてかなりの数の作品が入れ替わる。

大乗寺の「郡猿図」を見逃すことになった。
以前に大乗寺を訪問した時にはまだ「長澤芦雪」のことをよく知らずに
階上に展示されていることはわかったが見過ごした。

今回もせっかくの機会を逃した。

*画像、説明文・・・WEBより借用した。

   
    1」長沢芦雪 仔犬図屏風
  江戸時代・18世紀 江戸千家 川上宗雪氏蔵 半期展示
   
    2」長沢芦雪 梅花双狗図
    江戸時代・18世紀 個人蔵 半期展示
   
    3」長沢芦雪 牛図 
    寛政年間(1789-1800)前期 鐵齋堂 11月7日〜12月3日展示
   
    4」長沢芦雪 蛸図 
     天明6-7(1786-87) 個人蔵 半期展示
   
    5」長沢芦雪 幽魂の図 
    寛政年間(1789-1800)後期 奈良県立美術館 半期展示
   
    6」長沢芦雪 寒山拾得図 
   和歌山県指定文化財 天明7(1787) 和歌山 高山寺 半期展示
   
    7」長沢芦雪 群猿図襖(部分)
   重要文化財 寛政7(1795) 兵庫 大乗寺 11月7日〜12月3日展示
後期で目を惹くのは《群猿図》。26匹の猿が思い思いの姿勢と表情で描かれています。
輪郭線を用いずに、にじみを活かした素早いタッチで描かれています。

   
   
8」長沢芦雪 降雪狗児図
    天明年間(1781-89) 公益財団法人阪急文化財団 逸翁美術館 半期展示
   
    10」
長沢芦雪 《龍図襖》(昇龍図)
    松江市指定文化財 江戸時代・18世紀 島根 西光寺 11月7日〜12月3日展示

《龍図襖》は、4面ずつに「雲龍図」と「昇龍図」が描かれています。
「昇龍図」は長い体をくねらせる構図が独特です。
   
   
11」長沢芦雪《富士越鶴図》
     寛政6年(1794)個人蔵 11月7日〜12月3日展示
  《富士越鶴図》は非常に鋭角に描かれた富士山と列をなす鶴の描写です。
   
 
12」伊藤若冲 《象と鯨図屏風》
     寛政9年(1797) MIHO MUSEUM 11月7日〜12月3日展示

   同時代に活躍した伊藤若冲《象と鯨図屏風》、
  曽我蕭白《虎渓三笑図》などの作品も展示されます。